関節リウマチ治療とB型肝炎ウイルスの再活性化について|はっとり整形外科リウマチクリニック|名古屋市中区の整形外科

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関節リウマチ治療とB型肝炎ウイルスの再活性化について

関節リウマチ(RA)の治療では、生物学的製剤やJAK阻害薬など、免疫を抑える作用をもつ薬剤を使用することがあります。これらの薬剤は高い治療効果が期待できますが、注意すべき副作用の一つに「B型肝炎ウイルス(HBV)の再活性化」があります。
過去にB型肝炎に感染したことがある方では、体内にウイルスが“休眠状態”で残っている場合があり、免疫抑制治療によって再びウイルスが増えることがあります。再活性化すると、肝機能障害や劇症肝炎を起こすこともあるため、事前のスクリーニングが非常に重要です。
当院では、生物学的製剤やJAK阻害薬を開始する前にHBs抗原・HBc抗体・HBs抗体などの検査を行い、安全に治療を継続するため、定期的なウイルスモニタリングを徹底しています。

日本リウマチ学会専門医 服部陽介