代表的な症状
- 手足の
腫れ・痛み - 起床時の
こわばり - 関節水腫
- 変形
- 関節の痛み
手足の腫れ・痛み
関節リウマチは、手足に痛みや腫れなどの症状が起こる疾患です。痛みや腫れは左右対称に現れることが多く、日常生活に大きな影響を及ぼします。複数の関節で同時に症状が出たり、熱を持ったように腫れたりすることもあるため、手足の痛さや動かしにくさを感じる場合は早めに受診しましょう。
起床時のこわばり
関節リウマチの特徴的な症状として、起床時のこわばりがあげられます。朝起きてすぐは手に力が入りにくい、指を開きにくいなどの症状があると、関節リウマチの疑いがあります。また、毎朝起きると身体が動かしにくく、数十分程度で症状が消えて動きやすくなる場合も要注意です。
関節水腫
関節水腫は、関節リウマチによる炎症で関節内に水が溜まった状態をさします。主にひざ関節にみられる症状で、ひざの腫れや痛みをきっかけに受診し、関節リウマチと診断されることがあります。検査や診察の上、必要があれば関節に溜まった水を抜いたり、炎症を抑える薬液を注入したりといった治療を行います。
変形
関節リウマチによる炎症が進行すると、骨や軟骨などの組織が破壊され、関節に変形をきたすことがあります。好発部位は手足の指で、日常生活に困難を感じる場面も出てくることが多いです。関節の変形を防ぐためには、痛みや腫れなどを自覚した時点で早めに受診し、治療することが大切です。
関節の痛み
関節リウマチは、全身のさまざまな部位に痛みを生じる疾患です。手足の指や手首に痛みが生じるケースが多いですが、人によっては肘や肩、膝、足首などに痛みを感じることもあります。持続した痛みは苦痛や不安感につながるため、関節の痛みを自覚した段階でなるべく早めに受診しましょう。