関節リウマチをお持ちの方でも、妊娠・出産は可能です。近年は治療法の進歩により、妊娠を希望される方へのサポート体制も整ってきました。
妊娠を考える際は、あらかじめ主治医と相談し、妊娠前から治療内容を見直すことが大切です。一部の薬剤は妊娠に影響を与える可能性があるため、安全な薬剤への切り替えや服用の中止が必要となる場合があります。
また、関節リウマチは妊娠中に症状が落ち着くこともありますが、出産後に再び悪化することもあるため、出産後のケアも含めた長期的な治療計画が重要です。
安心して妊娠・出産を迎えるために、専門医と連携しながら計画的に進めていきましょう。当院でもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
日本リウマチ学会専門医 服部陽介