関節リウマチとMMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ3)|はっとり整形外科リウマチクリニック|名古屋市中区の整形外科

トピックス TOPICS

関節リウマチとMMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ3)

関節リウマチ(RA)は、関節の内側にある滑膜が炎症を起こし、軟骨や骨の破壊が進む病気です。炎症が続くと、滑膜の細胞から「MMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ3)」という酵素が多く作られます。MMP-3は軟骨の成分を分解する働きを持っており、その量を血液検査で測定することで、関節の炎症の強さを知ることができます。
MMP-3は、CRPや赤沈と並んで炎症の指標として用いられますが、より関節の中の炎症状態を反映しやすいのが特徴です。薬の効果を早期に判断する参考にもなり、治療の方向性を考えるうえで重要な検査です。なお、MMP-3の値は性別や腎機能によっても変化するため、個々の背景を考慮して評価します。
当院では、定期的にMMP-3を測定し、治療の効果を丁寧に確認しながら、関節破壊の進行を防ぐことを目指しています。

日本リウマチ学会専門医 服部陽介