パルボウイルスと反応性関節炎|はっとり整形外科リウマチクリニック|名古屋市中区の整形外科

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パルボウイルスと反応性関節炎

パルボウイルスB19は、小児に多いりんご病(伝染性紅斑)の原因ウイルスです。子どもでは、頬が赤くなる発疹が特徴ですが、成人では発疹が目立たず、関節痛や関節炎が主な症状として現れることがあります。成人のパルボウイルス感染では、手指や手首、膝などに左右対称の痛みや腫れが生じ、関節リウマチに似た症状を示すことがあります。これを反応性関節炎と呼びます。パルボウイルスによる反応性関節炎は、多くの場合は一過性で、数週間から数か月で自然に改善します。関節リウマチとは異なり、関節破壊を起こすことはまれです。診断は、症状や経過に加えて血液検査で総合的に判断します。治療は主に痛みや炎症を和らげる対症療法が中心となります。
当院では、関節症状の原因を丁寧に見極め、必要な検査を行いながら、安心して治療を受けていただけるよう対応しています。急な関節痛や腫れがある場合は、お早めにご相談ください。

日本リウマチ学会専門医 服部陽介