骨粗鬆症とTRACP-5b(骨吸収マーカー)|はっとり整形外科リウマチクリニック|名古屋市中区の整形外科

トピックス TOPICS

骨粗鬆症とTRACP-5b(骨吸収マーカー)

TRACP-5b(トラップ・ファイブ・ビー )は、骨を壊す働きをする破骨細胞から分泌される物質で、骨吸収マーカーと呼ばれる血液検査です。骨の代謝状態を把握するために用いられ、骨粗鬆症の診断や治療効果の評価に役立ちます。私たちの骨は、古い骨が壊され、新しい骨が作られるという入れ替わりを繰り返しています。骨粗鬆症では、このバランスが崩れ、骨吸収が骨形成を上回ることで骨が弱くなります。TRACP-5bの値が高い場合、骨が過剰に壊されている状態が疑われます。TRACP-5bは、食事や時間帯の影響を受けにくいという特徴があり、治療前後の変化を正確に評価しやすい検査です。治療が適切に行われている場合、数値は低下していきます。当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、検査結果をわかりやすくご説明し、安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

日本リウマチ学会専門医 服部陽介